本日は顔面神経麻痺の後遺症についてご説明をさせて頂きます。
当院でも吹田市を初め大阪や関西圏だけでなく全国からご来院されます。
その中でも発症後すぐの方よりも後遺症に苦しみ悩まれた方が特に多いように思います。
本日は顔面神経麻痺の鍼灸治療に特化した当院だからこそ伝えれる後遺症の種類をご説明をさせて頂きます。
一般的に後遺症は顔面神経の損傷の度合いによりますが
発症後3ヶ月~6ヶ月の間で出現してくることが多いです。
それまでは神経が断裂している為、動きませんが1日ずつ神経が伸びる為筋肉に到達した神経の部位から少しずつ動き出すことは可能です。
では、後遺症の種類をご説明させて頂きます。
①病的共同運動
上図のように神経が回復をする過程において本来付くべきではない神経に付着、再生することにより一カ所の筋肉のみを動かしたいのに複数の筋肉が一緒に動いてしまうといったことが起きてしまいます。
当院では1番治療時間を要する治療となりますが、迷入再生した神経を分離する目的で治療を行い、その後麻痺の治療で正しく元の筋肉に付着するための治療を行っていきます。
適切に治療をすることで確かな効果があり諦めていた500人以上の患者様を感動させた実績が御座います。
②表情筋の拘縮(強直)
長い期間筋肉を動かせないと脳から顔面神経への指令がより収縮するように指示を出し過ぎることにより、弛緩していた筋肉がずっと収縮をしてしまうことが起きてしまいます。
それにより、今までほうれい線がなかったのに健側に比べほうれい線が深くなり、下がっていた口角が上がり出すといった麻痺とは逆の苦しみを味わうことが発生してしまいます。
当院ではまず、過剰に興奮している神経の興奮を取り除く為の鍼灸治療を行うことで左右同じ表情に戻すことが可能となります。
③痙攣
麻痺から後遺症へ移行する際に神経がどこに付けばいいかわからずピクピクとした後遺症になるときがあります。
そのような場合でも早めに正しい治療をすれば酷くなりませんのでご安心下さい。
以上が顔面神経麻痺の後遺症についてのご説明になります。
現状としまして、日本でも顔面神経麻痺の後遺症に対応している鍼灸院はありません。
正しい治療の説明を受けた上で納得して治療を受けないと患者様の苦しみが続くようになってしまう為、お気をつけて頂きたいと思います。
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しるべ鍼灸治療院
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